「狂人と苦労人」SW2.0リプレイ(1/9)
あらすじ
水の都ロシレッタにある冒険者の宿「ヤナギハ」
この宿に泊まる冒険者達が先日とある依頼を達成した。
その時見つけたものが彼らの元に新たな冒険を呼び込む
前回の冒険
前回からの振り返り
GM:では前回の冒険からの経過日数を決めましょうか。
2d6->6[3,3]->6
GM:120G支払っておいてね。では能力成長なんかを言ってもらいましょうか。
俺の名前はアイク・メガデス。
GM:キャラ紹介じゃなくていいです。能力値成長だけでいいです。
…俺の名前はアイク・メガデス。前回の冒険を経てリーダーシップを張って成功に導いたので結構安心しました。前回は結構プレッシャーを感じていたんですけれど無事にこなせたということで安心しております。能力値としては筋力が1伸びましたがほとんどデータ的には影響はありません。他のレベルも上がっておりません。魔法戦士は成長がしにくい!他の皆をどう思っているかというとシルトはやっぱり守ってあげなきゃなってのと、朧深ちょっと大変そうな子だなちょっと見守ってあげようという感じ。ソフィアちゃんは神官でなかなか気が合いそうだな、お酒もいい飲みっぷりだったしなー。ウサギ(ツチシ)はなんかとっつきにくいな、なんか一人だけ違うところで寝泊まりしてるし。まぁ我が道を行くタイプだしタビットはそういう人多いよなという感じ。
前回、元々神殿で勤務している所で外の世界が見たいって言って冒険者になったって感じだから、前回の冒険は本人的には収穫のあるものだったようです。また誘われたらホイホイ行っちゃうんじゃないかな。能力値的には筋力が1増加ですけれど筋力キャラでもないし今の所まったく関係ないですね。前回からの過ごし方としては普通に神殿で仕事をして過ごした感じ。
成長としては生命力が上がって、スキルは上がってなくって、一応タビットはだいたい旅しているって感じだから、うんちょっとした旅をして戻ってきたみたいな。でもそんなに遠くまで行ってないかな。生活費がかかってないわけだし。この周辺に居て、今はこの町にいる。周りへの印象は、やっぱいいや。
いつもと変わらず手帳に冒険の出来事を書いて寝て終わりました。皆への印象なんだけど、朧深くんに言わせればもう忘れたなんだけど、アイクとは結構喋ったし顔を覚えたかな?シルトは手帳に「なんかすばしっこいの」と書いてある。ソフィアは「なんか障壁張ってくれた」と手帳に書いてある。ツチシは「すごい火力」と書いてある。
冒険の後、ほにゃ~とか言いながらアイクさんに「君!スカウトやりなよ!」って言われたので「ふんふん、良いかもね~」と言って成長しました。筋力もちょっと上がってます(筋力値2)。その後町の中をぶらぶらして何もせずに飯を食っています。最近は仕事ないかなーくらいに考えているようです。一応アイクに対してご飯の美味しい良い人て思っていて、朧深は「おぼ…おぼ?」ってなってます。ソフィアさんは結局最初に会った時の印象と同じ「きれーな回復の人ー」って感じ。で、ツチシさんは「スパークのビリビリの人」。ちょっとアリさんをテイム出来なかったのが残念。
リプレイ本編
そういえば、そろそろ祭の時期か。
お祭り?あっ、カレイド祭か。
今年の花は何だろうなぁ。
去年はカスミソウだったっけ?街が白とピンクに染まってて綺麗だったなぁ。ディアゲートさん、今年も大変なのかなぁ。
忙しければまた依頼が来るだろうさ。さて、今日も店開きだ。ああ、それとリン 今日は庭で稽古を開く、何かあったら庭においで。
分かったー。
クウリの稽古
GM:あれから6日。普段通りの日常を過ごしていた君たちですが、唐突にクウリさんが「稽古するよ。」とほんわか言ってます。参加する人いる?そこまで強制力のあるものじゃなくてクウリとしてはしなければしないで構わない感じ。
PL3:割と定期的なものでしょ?
GM:2週間に一度やってるね。冒険者の心得とかを全体的に教えてくれる。
PL2:ありがてぇ絶対行くわ。
スカウト用の道具を買ったはいいものの使い方が分からないので。
PL3:じゃあシルトと一緒にソフィアさんを誘うRPするわ。
おー、ここが神殿か。
広いねー。
シルトは神殿見たことがあるのか?
あるあるあるー。
そうなのか。ここの神様は知恵の神キルヒア。
神様とか、あまりよく分かんないなー。
すいません、冒険者の者なんですけれども。ソフィアさんいますか。
ソフィア?ソフィア…あぁソフィアさんね、ソフィアなら書庫の方にいるからそっちへ行ってごらん。
ありがとうございます。
そういや書庫の場所を聞き忘れたな。まあぐるっと一周していけばいいか。
(適当にそこら辺へ走って行く)
ここか?こっちか?
PL2:おいwトマト投げんぞw
ソフィアさんこんにちは。
あ、あなたは…アイクさん!と…シルトさん!お久しぶりです。
おほ~。
今日はどうしてここに?
クウリさんって覚えている?
あ~覚えてます、あの…
PL2:キャラが覚えていてもプレイヤーが覚えてない…
宿屋のオーナーさんですよね。
そうそう、あの人はね一週間に一度くらいのペースで冒険者の心得とかを教えてくれる講演会っていうか修行の場を開いてくれてるんだよね。ソフィアさん勉強熱心だし、良かったら一緒にどう?
え?いいんですか。
そうだよ~、スカウターとかも教わりに行くんだー。
スカウトだぞ、まずはそこから覚えていかないとな。
あはははは
GM:じゃあ3人はそんな感じで参加するということで。
きっと朧深さんも忘れてるだろうから声をかけないとな。
私は適当に準備をしたら行きますね。
ん、待ってるぞ
…朧深
あれ、クウリどうしたの?今日もシチューが美味しいね。
稽古の時間だ、準備はいいな?そら、行くぞ。
もうそんな時間なの。
アイク達も宿に着き広場に全員集まる
(スカウト用ツールの中身を見ながら)これ何だろー。
それは多分こう、なんか穴に突っ込む的な。でもこっちはなんでしょうか。
なんか時間が来ているのに始まらないな。
わー、ひろーい(グルグル駆け回る)。
GM:じゃあ全員集合するとクウリがゆっくりと来ます。
おー、おぼ…お…おぼさんだー。(まだ駆け回っている)
みんなはやいね。
ほら、シルト。いったん落ち着くんだ。えらいえらい。
今回は手ほどきっていうことで、戦闘というよりは探索をメインにしていこうと思う。とくに、そこのシルト。お前スカウトを取ったろう。
へぇ、スカウト取ったの。僕とおそろいだね。
ちゃんとツールは持ってきたもん!
よしよし。で、同じくスカウトを持っている朧深。忘れてないよなスカウトツールは。
………ツールって何だっけ?
(シルトが掲げているのを指して苦笑いしながら)これだよ。
これこれ~。
うーん(目を凝らして)、あー(手帳をめくって)そんなの昨日買ったなぁ。これ?(スカウトツールを見せる)
そうそう!
(手帳。)
あぁ、そうだ。みんなもよく覚えておくと良い。スカウトは基本的に調べることが非常に得意な技能だ。同じものにレンジャーがあるが、それを活かすには屋外に出なければならない。スカウトは屋内でもできるからその分さまざまな範囲に応用が効くと思ってくれ。
PL2:レンジャーが屋外向けでスカウトが屋内向けの技能って感じなのかな?
GM:正しく言うとスカウトはどっちもできる。レンジャーは屋外しかできない。
ただしレンジャーにも良いことがある。レンジャー技能を持っているとお前たちの持っている魔香草や救香草の回復量を上げることができるんだ。
救命草であります。
すまん、救香草ではなかったな。それと重要な探索技能のもう1つとしてはセージがある。これは主に文献を調べたり、お前たちが戦う魔物の情報を調べたりするやつだな。これもないと非常に辛いことが多い、パーティーとしてこれは何人かいた方がいい。
俺は何も持っていない!
潔いねぇ。
まあ、アイクは殴ることに特化しているというよりは殴ることと回復の2つができる。それはそれで良き事だ。それぞれ強みを伸ばしていくといい。
はい、分かりました。
じゃあこんな感じで今日は終わりだ。残りは次の回にしよう。
ありがとうございましたー!
みんなのところへリンナがお茶を配りにくる。
お茶ですよー。
お茶だって、おーいシルト一緒に飲むよな。ソフィアさんも朧…深さんもツチシさんも一緒にお茶飲もうぜ。
行く行くー。
お茶?いいねー。
ありがとうございます。
リンナちゃんみんな飲むって。
はいはーい。
GM:みんなのところへお茶を行き渡らせて、あとお菓子はおせんべいみたいですね。
PL3:ほー、和風。
PL2:なんか和風だしな、この宿。名前も確か和風でしょ。
GM:ヤナギハでしたー。
PL5:和と中が混ざった建築だった。
すごいですね、このおせんべい?ってやつ。こんなお菓子があるなんて。
あら?ご存じないんですか。まあ確かに私たちが生まれたところって遠いところなのでもしかしたらこちらの人には馴染みがないかもしれませんが、美味しいですよ。
すっごい美味しいです。
知識としては知っていたが、食べたのははじめてだな。パリパリ
GM:ぬれせんべいですね、今回は。私が好きなので。
PL3:そんなにパリパリしなかったー。
GM:あ、忘れてたw
PL1:ぬれせんべいを全力で食べてパリパリ鳴らしたのかもしれない。
PL3:やばすぎる、乾燥しすぎでしょ。
(パリパリもごもご)
突然の来訪者
GM:じゃあそんな感じでほうけていると、突如玄関が大きな音を立てて開かれます。
PL3:バァーン!
PL1:扉開けて~~~
PL5:これは中から出てきたってことか。
GM:いや、外からだね。
たのもーーー、ここに冒険者さんがいるって聞いてきたんだが。
(せんべいをくわえながら振り向く)
PL3:どんな服装していますか?研究者然としている?
GM:研究者っぽいね。白白しい研究者ですね。
PL4:白々しいとはちょっと違うw
GM:見た目が本当に白っぽいね。
PL3:多分白々しい研究服は「研究服」って書いてあるんでしょw
GM:クリスが中に入って朧深を見つけるとガッと近づきます。
やぁ!君がそうかそうか。君がそうだったんだね!
(思わずせんべいを落として)…だれ?
おほー、白い服だー!(服をもごもごし始める)
(朧深とクリスの間に入って)おいおいあんた、急に入ってきてなんだよ。びっくりしているだろ。
あーあーそうだ、悪い悪い。やーやーやー、君たちがあの遺跡を見つけてくれたパーティーだろ。ぜひ聞いてほしいことがあるんだ。実はあの遺跡は魔動機文明、その後期のものだったよね。ルーンフォークについての記述もあったからそれも色々
GM:ものすごい早口でまくし立てます。
(クリスの熱意に引く)
(一言一句逃さずメモしている)
GM:なんてこった。
PL3:すごい。
PL2:つよい。
とても白い白衣…おいしそう…
ぬぁー、待ってくれ。急にそうまくし立てられても困ってしまうよ。とにかくあんたはどうしたってここに来たんだ。依頼だったらそこのドワーフの女の子のリンナちゃんに頼んでくれ。
GM:こんな感じのことが朧深のメモに書いてありますね。
ぜひ聴いてほしいことがあるんだ。実はあの遺跡は魔動機文明時代、その後期の遺跡らしくてね、ルーンフォークについての記述もあったからもしかすると新たな発見につながるんじゃないかって思っているんだ。ところで今暇かい?依頼を出したいんだ。もちろん遺跡調査の件さ。報酬は一人当たり1500G、何なら500Gは先払いでもいいから受けてくれないかい?
PL3:ちゃんと依頼言ってたわ、えら
ちょっとちょっと。お話はあっちで聞きますので。
へぇ、結構報酬貰えるんだね。
そうだな。前回のに比べて中々破格の待遇、ちょっと依頼人はあれだが。
あの人なんで僕を知っていたんだろう。
あ~実はですね。朧深くんが書いてくれたあのメモがあるじゃないですか。あれ、実は魔動機文明のやつで、私も気になって魔動機協会に依頼をしたんですよ。そしたらあの人が見つけたらしくて。
なるほどな。
へぇ。
シルトさん、白衣は食べ物じゃないですよ…
この…白さ……甘くておいしいに違いない!
一応紹介しておきますと、あちらはエドワード・F・クリス。まあクリスさんでいいでしょうね。どちらかというと研究よりフィールドワークをしている方なんですけれど、主にはルーンフォークの研究をしているらしいですよ。本人の弁が正しければ。
確かに…白さは甘さと関わりがあります。砂糖もよく精製されて白いものほど甘味が強いと聞きます
(塩買おうかな)
つまりあの白衣はよく精製された白衣ということですね!
PL5:この世界の依頼って難易度みたいなのはどういう風に管理されているの?
GM:基本的にはリンナちゃんが見て「うーん、大丈夫そう」っていう感じの事を言ってるだけ。ただ、遺跡の探索なんてものは難易度なんてものがわかるかと言われるととても微妙なものがあります。だから危なくなったら即撤退は基本になっています。ていうか難易度を調べるってのも目的のうちだからね。
ぐらにゅー?
グラニュー白衣に違いありません!
顆粒の…白衣…つぶつぶだぁ~!
GM:グラニュー・白衣・つぶつぶ…ちょっとわからないですね。
PL3:世界観的な話をすると相当美味しい案件で、大体遺跡って人の手が入ってるから手付かずの遺跡を見られるってのは爆アドなんすよ。で、依頼の件もそうだけど見てくるだけで1500貰えて、ちゃんと見てくる必要はあるけど。遺跡の中にあるものは俺らが貰っていいから基本的に。相当美味しいと思っていい。
あれ、なんだかおいしそうに見えてきました。私も冒険者にちかづいてきたんですかね?
なんの話してるの?
おぼさんおぼさん、あの白衣おいしそうなんだよ?
白衣?食べ物?
なぁ、みんな行ってみたらどうだ?ってお前ら何の話をしてるんだーーーーー!
GM:そんな感じで叫んでいると、もう一人コンコンとノックが入ります。
PL3:これ以上面倒事は勘弁してくれ…
えーと…随分と騒がしいようだが、クウリかリンナ嬢はいるかな?
あ、ディアゲートさん。どうしたんですか。
あぁ、実は依頼がしたくてね。とりあえずこちらの依頼でどうだ?
GM:依頼がもう一件増えます。
あ、あのシャツも真っ白ですよ!
おほ~☆(タッタッタッ)
わかった、二人とも落ち着け。そうだ、依頼が終わったらあの白衣でも何でもきっとくれるだろう。だから今は我慢するんだ。ちょっシルト~。
GM:どんな奴だ!白衣くれんの!?マジ?
PL2:いらないでしょw
アイクさん話はまとまりましたか?
いや、君たちのおかげでまとまっていないよ。
すいません、私も参加したいんですけれど何分冒険者としては駆け出しなもので全然勝手がわからないので。でも依頼は受けるんでしょう?
まあ、受けた方がとてもお得というのは確かなことだ。
皆さんはどうですか?
おいも受けようと思う。彼、ディアゲートだったか?彼の持ってきた依頼の方がお得と思ったらそっちにするかもしれないが。とりあえずは受ける方向でいいな。
確かに、こんなにいい待遇も中々ないと思うがな。まあ聞くだけ聞いてみよう。シルトはどの道行こうと言えば行くだろう。
依頼~?行く行くー。
朧深さんはどうだ?
うん、ざっと過去の手帳を見てみたけどこんなに美味しい依頼は聞いたことがないね。ちょっと警戒した方がいいかな?
リンナちゃんいいかな。
(サラサラとメモを取りながら)はいなんでしょう?
さっきのクリスさんの話、受けようと思うんだけれど一応ディアゲートさんの依頼も気になるから内容を聞くだけ聞いてもいいかな?
あーすいませんね。今メモを整理しますんで。(走り書きのメモを成形する)
おーシルト、次行く冒険を決めてるところだぞ。
GM:依頼の内容はこんな感じでした。
依頼:花の採集
報酬:1000+歩合制
内容:カレイド祭のための花が足りなくてね...そこまで難しいわけではないんだが、花があるのが森の中でね。冒険者の君たちにとって来てほしいんだ。魔物の襲撃もあるかもしれないから注意はしてくれ。
GM:そんな事を言っているとディアゲートが近づいてきて
えっとー、君たちが冒険者かな?
えぇ、そうです。
お初にお目にかかる。リーファル・ディアゲートという。一応は議員をやっている者だ、ロシレッタ議会のね。
これはこれは議員さんがわざわざ。
と言っても、上がどうしても働かないものだから私のような下っ端がこう出ざる負えないだけだ。今回の依頼も上で決まらなかったから冒険者へ押し付ける形になってしまったのさ。無能でしかないな、うちの議会は。
まぁ、依頼には目を通していますけど。
PL3:花の採集にしては随分羽振りがいいなと単純に思うんですけど、そう思っていいのかな。
GM:内容的には相当急いでいるっていうのがあって、そのせいで金を入れざる負えなくて取ってきた量に対して歩合制でプラスアルファしてくれる。
PL2:これ2つ同時に受けることは無理なの?
GM:2つ同時は位置が違うので無理です。
PL2:歩合制だからそれ次第では1500Gを超えるのかな。
PL3:確かに交渉の余地はあるね。
アイクさん、お花って食べられる?
そうだなシルト、食らべれる花もあるし俺なら美味しく調理できると思うが…そうだな、食べて美味しそうな花があって議員さんが欲しがってないやつならいいかもな。もう少し話を聞こう。
スイレンは死んじゃうやつだ!
へぇ~スイレンには毒があるんですね(レンジャー技能持ち
ディアゲートさん、お話伺いました。実は私達、他にもこんな依頼をほぼほぼ指名される形で依頼されていまして。(クリスの依頼を見せる)
そうだね…確かにここでないとという依頼ではないんだが、出来れば私も火急だからなぁ。そうだな、歩合制という風に議会から出ているんだが諸経費差っ引いてやれば花5輪につき100Gくらいまではいけると思うぞ。
シルトちゃん手先が器用で足もはやいし歩合制は相性がいいんじゃない?
うん!たくさんとっちゃうよー!
でも、遺跡のほうが面白そうじゃありません?きっと罠とかモンスターとかいっぱいありますよ!
PL3:25輪で1500G達成だから5人分には125輪で合ってるGM?でも遺跡行った方が1500G+拾ったものだからさ。でも議員さんにコネ作っておいてってのもね。
行った先にはどのくらい花が咲いているんだ?
相当な群生地だから採れるだけ採ってくれば相当には採れるはずだと記憶しているんだがね。まあ少なくとも君たちが行って100輪は超えるだろう。
PL3:クリスさんも呼んで話をしようかな。
話は決まったかな!
GM:目をらんらんと光らせながらクリスが出てきますね。
あー、それなんですけれどクリスさん、こちらのディアゲートさんにも急ぎの要件を頼まれてしまいましてね。仮にクリスさんのを後回しにするとなったら他の冒険者に頼んじゃいますかね。
うーーん、確かに僕は今すぐにでも行きたいね…まあただ、君たちが待ってほしいというのならそうだね…1日くらいは待てるかな。
どうだろうみんな、両方受けようと思えば受けられそうだが。
GM:あ、ついでに群生地までは3日くらいかかるよ。
PL3:ぬわぁーーー
PL1:なるほどね。
PL2:二手に分かれてってのはないよね、選択肢として。
GM:二手に分かれるはさすがに私想定してない。
PL2:OK、そしたらキャラとしてはどっちでもいいけどプレイヤー的には遺跡に一票かな。
PL3:俺も遺跡に一票だな。
PL4:ロマンだけどね、お花食べたーいくらいにしか考えてない。
PL3:でも前回も遺跡に行ったし今回は別の場所に行くってまたありかもしれない。
PL4:うーんそうそう。
GM:遺跡じゃないぞ、アリの巣だぞ。
でもあの壁も気になるなぁ~。でもアイクさんのお花料理食べたいなぁ~。
お花料理…そんなのもあるんですね。
PL3:あ~、でも俺花かなやっぱ。議員とコネ作りてぇわ。
PL5:議員ってどれくらいの議員なのかなって。
GM:下っ端議員だけど、上が無能過ぎて実質取り仕切ってるこの人。てか上が無能過ぎるだけ、一応言っておくロシレッタ議会は頭が悪くて無能です。とても無能なのでちょくちょく冒険者に依頼を出すんですけれどその窓口になっているのがこの人です。苦労人。
PL5:市の議会なのか国の議会なのかで全然違うけど。
GM:国の議会だぞ。ロシレッタ国の議会。
PL5:なるほど、まあでも遺跡派かな。
よし!私はお花取りに行ってくる!
PL3:シルト・アイクが花で、ツチシ・ソフィアが遺跡ときたので、まあ朧深…
PL1:ははw決定権朧深かw
PL2:ま、どっちも面白そうだし。
PL3:というかどっちも気になる。
お花取りに行ってくる~。(タッタッタ)
シルトさん、まだ依頼受けてませんよ!
そうですよ。
あとがき
「銀一面の星降る道に」第二話、「狂人と苦労人」リプレイスタートしました。 今回からキャラの発言に吹き出しを使ってみました。キャラクターのイメージが掴みやすくなっていたら嬉しいです。 また今回のセッションは2日に渡って開催されたものなのでリプレイの話数が多くなると思います。途中で新メンバーの加入もありますのでお楽しみに。 さてさて、本編ではアリ退治を済ませたパーティーの元に2つの依頼がやってきました。 研究に狂った狂人、無能議員の尻拭いをしている苦労人、果たして彼らはどちらの依頼を受けるのでしょうか。 続きをどうぞお楽しみに。以上、村長のmackeyでした。ではでは~
各キャラクターの立ち絵は以下の物を使わせて頂きました。