「無礎不建灯台」SW2.0リプレイ(10/10)
前回のあらすじ
アイクが倒れるも奮闘していた冒険者一行。しかし、マンドレイクの無慈悲な攻撃によってブレインドまでもが倒れてしまい、パーティーが全滅の危機を迎える。
前回の冒険はこちら
リプレイ本編
戦線離脱
PL6:え?GMなんて?
GM:サリッサ死人かもしれない。
PL3:仲間は…多い方がいい…
PL6:こいついつも仲間増やそうとしてんな。
命中力判定 (2D6+7) → 6[5,1]+7 → 13
回避力判定 (2D6+0) → 9[3,6]+0 → 9回避失敗
腕 (2D6+5) → 5[4,1]+5 → 10点ダメージ
HP21 → 15
GM:つぎ、もう1回
ニガサネェゾ ケケケケケ
命中力判定 (2D6+7) → 10[6,4]+7 → 17
GM:…なんでこういう時高目出すの?ねぇGM絶対許さないからな?
回避力判定 (2D6+0) → 4[3,1]+0 → 4回避失敗
腕 (2D6+5) → 5[3,2]+5 → 10点ダメージ
HP15 → 9
GM:生き残った!サリッサは逃げました。ふぅ
PL4:押し切れない?
GM:押し切れないです。
PL7:前衛がいないので
GM:回復が足りないです。
PL7:ついでに言うとシルトじゃ火力が…
GM:そうだね、かなり回転しないときつい。
PL3:(死んだから)RPができねぇ。
GM:えーでは、いったんキャンプに戻ります。
PL7:メノマエガ マックラニ
キュイシャッシャー キュイシャッシャー コンヤハチソウハニンゲンダー
アレ?エモノガイナイゾ
救いの手
GM:エリンのところに全員集まります。行動力的にはシルトが一番最初に着くかな?
ん?どうした、シルト…だっけ?なんかすごい青ざめているが大丈夫か?
PL4:あんまり青ざめるつもりはなかった。
GM:じゃあ急いでる感じでいこうか。
ふぁ~なーんかアイクさんがすねちゃった…仲良くしていたのに
PL4:的なことを話します。
PL3:サイコパスじゃねぇか!
アイクがどうしたって!?
んなぁぁぁ、死んじゃったぁ~~
PL:wwwww
なんだって!おいおい少しまってくれ。状況を確認したい、もう少し詳しく話せるか?
なんかねー、水場があったんだよ。水場にこう…入っていたんだね。でー、それでバシャバシャやってたら上からスラッグ!目の前にはマンドレイク!大変だったんだよ。
お、おう…なんか魔物に襲われたんだな。
GM:えー、じゃああと三人をここで出そうか。
PL3:あと三人?一人足りなくねぇか?!
GM:背負えないからな。
スラッグさんにーこう(ry
えーと、ブレインドさんとニンファさんあとサリッサもいるか。そこのシルトちゃんが言っているアイクさんが死んだっていうのは本当か?
本当です。向こうの方でちょっと接敵しまして。
OKわかった。お前らはここで待ってろ。
~~~
GM:few hours later
~~~
GM:そこには撃ち捨てられたアイクの死骸が、そしてそれを担ぐエリンの姿が!
PL1:冒険者いらなくね?
PL4:わかる。
PL6:そのためのNPC
GM:こいつらもただ炭鉱夫やってるわけじゃないんだぜ。
アイクってのはこいつで合ってるか?
ええ、そうです。
よし、ではとりあえず撤退だ。あー…まずはあの礎石を見つけてくれたことには感謝しよう。だか今のところはこいつの蘇生だな。
PL3:蘇生なぁ。金がねぇんだよなぁ。
PL4:金を出し合う感じですか。
PL6:蘇生っていくらだっけ。
PL3:1万ガメル。
GM:その通りだがちょっと話をしようじゃないか?な?
じゃあリンナでお出迎えを…あとなぜかディアゲートさんもいるね。
PL3:情けねぇ~、情けねぇー…
PL7:いや、これはGMの出目がおかしかったんだよなw
PL3:もう冒険者辞めるわ。
GM:やめないで…
PL3:実際辞めるってこれ。
PL6:一度死んだやつがなかなか冒険者続けるの難しいのはわかる。
GM:冒険者くらいしか蘇生する奴らいない、普通は蘇生しないんだよ。
PL6:わかる。
GM:えー、ではエリンがアイクを連れて4人で歩いてヤナギハに帰ってくると、リンナが青ざめた表情でやってきます。
大丈夫ですか!
うむ、アイク殿が…死んでしまってな。
ご本人に蘇生の意思は?!
PL3:たぶんあれですね、絶対に生きて帰ってくるようにという約束はしていたって話をみんなは聞いているだろうね。
PL6:なるほどね、そういう設定だったのか。
私はちょっと遠くにいたからあまり聞き取れなかったわ。あなたはどう?ブレインドさん。
うむ、そのような話をしていたと記憶している。
わかりました。じゃあ少しだけ待ってくださいね。
GM:と言って裏でこそこそやっているみたいですが…さてと、蘇生魔法はどこだったかな?
PL3:レベル6神聖魔法とかだった気がする。
PL7:レベル6…遠い…
PL3:まあ神官がいる神殿ではたいてい蘇生できるが…
PL4:割引サービスとかやってないですか?
PL3:…サカロス信仰してたりはしますけどねぇ。
GM:…!
それじゃあ、偶然!なぜか!通りかかっているキルヒア神官がいます。
PL:wwwwww
GM:理由は次やるもう一方のセッションでわかるんだけど、キルヒア神官がちょうど!どういう状況で帰ってきたのかわからないけど!キルヒア信者のあいつ、ソフィアと一緒に帰ってきているので、彼女が蘇生してくれます。
蘇生費用はアラギさんでいいかしら。
あぁ、金は俺が持つ。蘇生してやってくれ。
GM:というわけでアイクの蘇生が行われます。
ーシークレットダイスー
PL4:戻ってこーい。
GM:ファンブルじゃないのでアイクは戻ってきます。
うっ…な、何だ。
アイクさん!大丈夫ですか?
誰かそばにいるのか?何も見えないっ体が重いっ
PL3:こんな感じかなと思いながらやってる。合ってるか?
GM:わかる。
ふんっ…だめだ、腕が重い。ハァ
少し休んでください。とりあえずはどうにかしますから。
GM:と言ってアイクは畳の部屋に寝かされますね。
アイクさん大丈夫かな~?
大丈夫じゃっ…ない…
もー、アイクさん。急にいたずらしたらダメだよー?
GM:そっちなんかw
PL6:それはそう。
PL3:(The Nearest Heavenのオーナーに)会わせる顔がねぇ…
GM:穢れがー、増えます。それに加えて死後3日以内なので2d6を振ってください。
(2D6) → 3[1,2] → 3
GM:よし!良かった。何もなしです。
PL4:ちなみにどんなことがあるか教えてもらっても?
GM:えー、穢れ表ってのがありまして、穢れが多ければ多いほど体に異常が現れたりする。
PL3:角が生えたり、変な痣が出たりする。最終的にレブナントになる。
PL1:朧深くんはナイトメアで最初から穢れ1らしいので角が生えていたりします。髪の毛に隠れているけど。
GM:というわけでアイクが復活しました。
PL6:まるでナイトメアのような見た目になるのか。
GM:いや、見た目変わらないよ。穢れ表でなにも出なかったからね。
PL4:なるほどね。見た目が変わったりするのか。
PL6:何点で死だっけ?
GM:5点で即死です。
PL3:パラノイアだな。
GM:違うわ!
PL7:穢れ表で死んだりはしないの?
GM:えっと、穢れが溜まるほど穢れ表の値が大きくなっていくんだけど、その中には追加で穢れを獲得するようなのもあるからそれで5になって死ぬことはあり得る。
PL7:なるほどね。結果的に死の可能性が増えるってことか。
PL6:穢れが5になればアウト。穢れを下げる方法あったっけ?
PL3:ない。少なくともルルブで定義されていない。
GM:現状はないです。それから今回の報酬については通常通り支払われます。が、はぎとりは誰もできていないのでその分報酬だったり経験値は減っています。
冒険の終わり
GM:というわけで皆さんは目的を達成できました。リンナが泣いてるけどね。
PL3:まあ責任を感じるところもあるからな。
GM:そんでそこにいるディアゲートが5人を集めますね。
PL3:RP…気が重い…
さて、君たち5人には俺から謝らねばなるまい。随分と無茶な仕事を頼んでしまった。
(アイクをよしよしする)
PL3:どうしたもんかな…なんも言えんわ。シルトにありがとうと言う気も起きんわ。
しょげてるわ。
まあ今回は偶然魔物が強力な技を放ってしまっただけだろう。本来その魔物は我々でも倒せる強さだった。
こっちのミスでもあるね~
だがしかし、こちらが出したものであるからしてこれを受け取りたまえ。蘇生費用については出せないがある程度は俺から補助しよう。
PL3:GMからの贖罪の言葉にしか聞こえない。
まあ後々払ってもらうつもりだが、今は無期限でこちらの預かりとする。ゆっくり払ってくれればいい。クウリさんもこう言っていたよ。
ありがとうございます。
君たちにはとても期待しているよ。前回の遺跡では随分と活躍してくれたそうじゃないか。また何か頼むこともあると思うぞ。
では、これで失礼する。今回は本当にすまなかった。
GM:と言ってディアゲートさんがいなくなります。
なあ、アイク。
クウリさんも、お世話になりました。…俺は戻りますよ。
何を言っているんだ。アイク、お前は私が見込んだ男だぞ?あのオネェからもきっちりと一筆もらっているんだ。お前に抜けてもらっては困る。うちの面子にも関わることだ。
お言葉はありがたいですが…これ以上、できる自信が湧かないんです…
自信ならゆっくりと付ければいいだろう。おい、そこの小僧もだ。たしか朧深か?やつもナイトメアだろ。別にうちは穢れについて何か咎める気はない。金についても私がいったん預かっている。お前が気に負う必要はない。
…
だがそうだな、お前がもし気に病むとしたら今の未熟さを悔め。いいか?誰だって努力すれば掴むものがある。私は少なくともそう思っている。そして、私の宿はお前たちが生き延びるための方法を教えてやる。お前はまだそれができていない。ここを離れることは許さん。
じゃ~…そうですね…
PL3:どうしよっかな~
PL7:唐突に顔を覗かせるPLw
PL2:みんなで引き留めたら?
PL3:いや、ここまで言われればもう帰るとは言わないんだけど…
…わかりました。クウリさんありがとうございます、暖かい言葉をかけてもらって。そこまで言われてしまっては、もう辞めるだ帰るだの弱音は吐きません。期待に答えられるようにできる限りの努力をして頑張ります。ただもう1つだけ、わがままを聞いてもらってもいいですか?
ああ、言ってみろ。
お前がそう思うなら私はそれを止めはせん。
何から何までありがとうございます。そしてこれからもよろしくお願いします。
GM:では軽くクウリがアイクに何かを投げます。
これは?
路銀だ。一文無しのお前では旅にも出れんだろ?馬車を使って早く帰れ。
ありがとう…ございます!
PL3:ギュッとそれを握りしめて少し涙を浮かべながら、重い足を引きずって外に出ますかね。
GM:じゃあ残りの4人の話をするよ。
さて、ニンファ、シルト、ブレインド、サリッサ。
サリッサー!
今回はお疲れ様だった、本当にな。
大変だったよ~。
いえ、我々の力不足です。
明日からは私も、君たちに指導をするようにしよう。最近は少し体もなまってきた。付き合ってくれるかな?
ぜひよろしくお願いします。
よろしく~!
是非、お願いする。
サリッサー!
今日はゆっくり休め。リンナがそろそろ泣きそうだからな。…飯は私が用意しよう。今日の飯は…何がいいか…
GM:という感じでクウリがどこかへ歩いていきます。
リンナ?ずっと泣いてるよ!
アイクさん大丈夫かな~
PL4:アイクさんでアレクサが反応したぞ!くそぅ。
PL:wwwww
PL3:Hey! Alexa、アイクを返して!
PL6:すみません、それはできません。
PL3:うわぁぁぁぁぁ!
PL:wwwww
GM:悲しいなぁ。というところでセッションを切ります!
あとがき
この後GMがアイクのPLに謝り続けてました。 ついに「無礎不建灯台」完結しましたー!話数を重ねるごとにパート数が増えていってるような…ついに大台のpart10まで来てしまいました。このまま増え続けてしまうのでしょうか… 本編の方ではアイク死亡というビッグイベントをリプレイできて良かったです。GMがずっと謝ってますが…まあ、アイクは魔法戦士で冒険者レベルが低かったのもありますし、不幸な事故でしょう。 さて次のリプレイは「良薬時に痛し」、このセッションに参加していない朧深、ソフィア、ツチシのお話です。ゲーム内の時間軸的には「無礎不建灯台」と同時に起きている出来事になっています。本編ではアイクを蘇生してくれたNPCイズリアナ・クウィンが物語に大きく関わってきます。果たして、こちらのセッションでも死人が出てしまうのか!?お楽しみに。以上、村長のmackeyでした。ではでは~
各キャラクターの立ち絵は以下の物を使わせて頂きました。
- アラギ・リンナ,ニンファ・ガブリエーレ https://picrew.me/image_maker/196270
- アラギ・クウリ https://picrew.me/image_maker/190588
- アイク・メガデス https://picrew.me/image_maker/16871
- シルト・ブローニ https://yuru-illust.com/p207/
- ブレインド [ジュエルセイバーFREE](http://www.jewel-s.jp/) http://www.jewel-s.jp/
- リーファル・ディアゲート https://picrew.me/image_maker/41153
- サリッサ https://picrew.me/image_maker/41356
- イズリアナ・クウィン https://picrew.me/image_maker/44278
- マンドレイク https://www.irasutoya.com/